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クレジットカード支払いの遅延でどうなる?悪化していく4段階とは

クレジットカードの返済は遅延してしまうとマズいことになる、というのはよく聞く話です。
大したことはないと思っていたクレジットカードの遅延のせいで、人生が大きく歪んでしまう可能性すらあります。
では、もしクレジットカードの支払いを遅延してしまうと、どうなってしまうのでしょうか。
その後の影響なども含めて、調査した結果をまとめています。

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クレジットカード支払い遅延のデッドライン

クレジットカードの遅延デッドラインは主に4段階あります。
時間が経てば経つほど、より事態は深刻になっていきます。
ですので、できれば第1段階の時に早期に対応して、クレジットカード遅延のトラブルを鎮静させてください。
早めに対応しないと、各方面へ影響が出てしまう可能性が高いですよ。

第1段階:支払い遅延直後

クレジットカード支払いの遅延、第1段階についてですが、この段階ではまだ大きな問題はありません。
信用情報にも傷がつくことはなく、遅延したクレジットカードの支払いをすることで、十分取り戻しが可能な段階です。
この第1段階になると、以下の様な状況になります。

  • クレジットカードが利用できなくなる
  • カード会社から督促状が届く
  • 登録した連絡先に電話で催促される

この時点でも深刻に見えますが、まだリカバリーはできます。
クレジットカードが使えなくなっても、支払いを行えばすぐにまた使えるようになります。
督促状が届いた場合は、延滞料を支払う必要があります。
この時に届く督促状には、振込用紙がついているため、ここから遅延分の延滞料を支払うようにしてください。
もし転居などで督促状が届かない場合は、住民票を元に転居先の住所へ送付されます。
またこの段階で自宅や携帯に電話がかかってくるようになります。
ただし法律でかかってくる時間帯は決まっており、8時から21時までと賃金業法で定められています。
ドラマやマンガであるように、1日に何度もしつこくかけるのも禁止されているため、そこまで酷い追い込みではありません。
とはいえ、遅延していることを警告されているのは明らかなので、可能な限りこの段階で対処していきましょう。

第2段階:ブラックリスト追加

この段階から、クレジットカード遅延の悪影響が徐々に出てきます。
こうなる前に、できるだけ早く返済した方がいいでしょう。
具体的にどんな事が起こるのかというと、以下のような問題が発生します。

  • 勤務先へカード会社から電話がかかってくる
  • 信用情報機関のデータに遅延が伝わる

ここまで来てしまうと自分個人で完結せずに勤務先にも連絡がいってしまうため、徐々に追い込まれているように感じてしまうでしょう。
実際、ここからどんどん事態は悪くなるので 可及的速やかに、クレジットカードの遅延を解消すべきです。

第3段階:信用情報に傷がつく

この段階にまでくると、いよいよ有名な「ブラックリスト入り」になってしまいます。
信用情報に傷がついてしまうため、今後のクレジットカード作成や住宅ローンなど、あらゆる資金繰りに影響が出てしまいます。
さすがにダメージが大きすぎるので、この段階に来る前にクレジットカード遅延に対処しておきたいところ。
ちなみに具体的な影響としては、以下の様なことが起こります。

  • 強制的なクレジットカードの解約(再契約不可)
  • カード会社からの催促状
  • 残金一括請求
  • 信用情報機関の登録情報が「移動情報」に

まず遅延しているクレジットカードが、いよいよ強制的に解約されてしまいます。
この解約はペナルティですので、当然ながら再契約することはできません。
また、カード会社から催促状というものが届きます。
この催促状は、指定の期間内に遅延分を支払わないと、残金を一括請求するという内容です。
残金一括請求は、延滞してしまっている金額はもちろんのこと、他の分割分やリボ払いの金額も全て一括で請求されます。
この状態は、もはや死刑宣告に等しいので、なんとしてもこの前段階までに蹴りつけておきましょう。

第4段階:差し押さえ、裁判所へ

それでも遅延を続ける場合、いよいよ裁判所が登場してきます。
最悪の事態である、差し押さえなどがこの段階で行われることになります。
最初は軽く考えていたクレジットカードの遅延も、洒落にならない事になってきます。
そうならないためにも、少しでも早い対応を心がけましょう。
具体的には、この段階で下記のような事が起こります。

  • 支払督促が裁判所から送られてくる
  • 自分が従業員の場合⇒ 給与差し押さえ
  • 不動産を持っている場合⇒ 不動産競売
  • 預金がある場合⇒ 預金差し押さえ

などなど、給料や預金、不動産などあらゆる資産が差し押さえられてしまいます。
給料の場合は、毎月一定額が強制的に引かれることになり、不動産は競売後にその代金を債務に充てられます。
預金については、預けているお金が引き出せなくなり、その分を徴収されます。
本当になにも残らなくなってしまうので、絶対にこの段階になる前にクレジットカードの遅延は解消してください。

まとめ

クレジットカードの遅延について、いかがでしたか。
たしかに、最初はクレジットカードを遅延したとしても、そんなに大したことはありません。
ちゃんと誠意を持って支払いをすれば、間違いレベルで解消できますからね。
ですが逃げまわっていて、ずっと払わないでいると、どんどん悪いポイントが溜まっていき、最後には資産を差し押さえられるところまで行きます。
信用情報にも傷がついてしまうので、今後の生活で何かと困ることになるでしょう。
借りたお金を返すのは当然です。
ですので、クレジットカードもなるべく遅延しないように気をつけて、遅延したとしてもすぐに支払うようにしてください。
そうすれば、大事になる前に解決することもできますよ。

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