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クレジットヒストリーはカード作成に重要!評価を高める7個の秘訣

クレジットヒストリーって聞いたことありますか?
より上位のクレジットカードを作ったり、限度額を引き上げたりするには、このクレジットヒストリーが重要になっています。
このクレジットヒストリーが良ければ、良いカードが作れるが、逆にクレジットヒストリーが悪いと、下位のクレジットカードすら作れない、なんてこともあり得ます。
つまり、日常生活でクレジットカードを利用し続ける以上、このクレジットヒストリーは欠かせない存在になるわけですね。

じゃあ、どうすればこのクレジットヒストリーを積み上げることができるのか。
なかなか普通に生活しているだけじゃ分かりませんよね。
今回はそんなクレジットヒストリーについて解説していきます。

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クレジットヒストリーとは

そもそも、クレジットヒストリーとは何なのでしょうか。
ヒストリーとは、日本語で歴史・経歴を意味する英語です。
つまりクレジットヒストリーとは
クレジットカードをどう利用してきたかの経歴を意味するのです。

クレジットカードは、その所有者へ信頼を担保にお金を貸しています。
そのため、しっかりと借りたお金を返済しているのか、資金繰りに困っていそうにはないか、などをチェックしているのです。
こういった信頼の調査に使われるのが、今までのクレジットカードの使い方が書かれているクレジットヒストリーなのです。

就職時の履歴書のように、いままでどんな経歴があるのかなどをチェックされ、それを元にクレジットカードを作れるか、アップグレードできるかなどが判断されます。
つまり、クレジットヒストリーを良くするためには、ユーザーとして問題のないキレイなクレジットカードの使い方をする必要があるのです。

クレジットヒストリーを管理する情報機関

クレジットヒストリーを調査する信用情報機関

クレジットヒストリーが管理されている情報機関は、大きな所で3箇所あります。
使っているクレジットカードの系統などによって、どこに登録されるかが変わりますので、念のため全ての情報機関からクレジットヒストリーを取り寄せることをお勧めします。

CIC

CICはいくつかのクレジットカード会社が共同出資して創った個人信用情報機関です。
いくつかある個人信用情報機関の中でも、最も加盟している会社が多い情報機関といえます。
クレジットカードにもいくつか種類がありますが、特に銀行系や信販系などのクレジット系会社は、ほぼ全ての会社がCICに登録していると言っても良いでしょう。

JBA(全国銀行個人信用情報センター)

JBAは名前の通り、主に銀行系のクレジットカード会社が多く登録している情報機関で、一部の外資系会社も加盟しています。
情報を照会する際にも、郵送が使えるので非常に便利です。

JICC(日本信用情報機構)

JICCはクレジットカード会社の中でも、特に消費者金融系の会社がおおく登録しています。
この情報機関は合併を繰り返しており、昔はCCAやテラネット、全情連だったこともあります。

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クレジットヒストリーの育て方

クレジットヒストリーを育てる方法

さて、クレジットヒストリーの概要と管理されている場所がわかった所で、肝心のクレジットヒストリーを育てる方法について、見ていきましょう。
基本的には、ルールどおり正しくクレジットカードを使っていれば、ある程度まではクレジットヒストリーを育てる事ができます。
それにプラスして、さらに早く大きくクレジットヒストリーを育てるポイントを以下で紹介します。

毎月クレジットカードを利用する

まず前提として、クレジットカードをあまり利用していないのであれば、必ず毎月使うようにしましょう。
クレジットヒストリーというのは、「借りたお金をしっかり返した」という実績が信頼になります。
そのため、まずお金を借りないと返すことができず、クレジットヒストリーに信頼が貯まらないのです。
登録だけして、あとはほぼクレジットカードを使ったことがないという場合は、ぜひどんどんクレジットカードを使ってみてください。

クレジットカードの利用金額を増やす

これも考えてみれば当然ですが、千円の返済に成功した人と、100万円の返済に成功した人。
どちらの方が、信頼が高いと思いますか?
クレジットカード会社の目標は、お金を貸し出すことです。
そのうえで、貸したお金をしっかりと回収する必要があります。

そう考えると、当然100万円の返済に成功したひとの信頼が高くなるわけですね。
100万円は大げさにしろ、クレジットカードで大金を使って、滞り無く返済をすることによって、確実にクレジットヒストリーは育ちます。
その結果、限度額が増額されたり、上位カードに申し込めるようになったりするので、狙っている人はたくさんクレジットカードを使ってみるといいでしょう。

使用したクレジットカードは延長しない

当然ですが、借りたものは返さないと信頼を得ることはできません。
信用情報機関の記録を良くしたいのであれば、クレジットカードを使った分は延滞せずにしっかり返済しましょう。
返済の延滞はクレジットヒストリーを悪化させますので、使った分はしっかり返済していきましょう。

決済額を意識して増やす

クレジットカードの使用額を増やした方が良いと言いましたが、闇雲に増やすのは良くありません。
超低額の商品をクレジットカードで決済し続けると、逆に信用情報がマイナスになる事もあります。
クレジットカードも慈善事業ではないので、とうぜんお店やクレジットカード会社にも使用にかかるコストがかかります。
そのため、100円以下の決済などは、利益よりも負担の方が大きくなるため、クレジットカード会社にとって赤字になることも。
クレジットカードの使用額を増やすのは大切ですが、少額の決済には気をつけて使うようにしてください。

クレジットヒストリーについてのよくある質問

クレジットヒストリーについての質問

クレジットヒストリーを育てる方法については、上記のとおりです。
この方法を知った後、よく以下のような質問をいただきます。

毎月の決済で多額の利用が必要か?

上記で紹介したように、確かに多額の使用が合ったほうが、クレジットヒストリーに有利に働きます。
とはいえ、一時的に無理をしても、あまり有効な対策になりません。
一時的にはクレジットヒストリーに大金の使用情報が記載されますが、すぐに流れてしまいます。
そんな無理をするのであれば、収入の中で無理のない金額に抑えておいて、毎月しっかりと返済する事を心がけていきましょう。

1度だけ数日の延滞をしたがブラックだろうか?

これは何とも言えません。
1度の延滞で経歴に傷がつくことも勿論ありますし、大差なくクレジットカードを作れることもあります。
とはいえ、延滞をしてしまった場合も、リカバリーが早いほうが傷口も小さくてすみますので、何かあった場合はクレジットカード会社に早急に相談してみてください。

固定電話は必須か?

よく勘違いされていることですが、クレジットカードの作成に固定電話が必須だと思われています。
ですが、実際は固定電話は必須ではありません。
たしかに、固定電話があることでクレジットカードを作りやすくなりますが、その差は微々たるもの。
固定電話がなかったとしても、問題なくクレジットカードを作ることができます。
それよりも、クレジットヒストリーを良くする使い方を気をつける方が大切です。
携帯電話だけでも問題なくクレジットカードを作れるので、心配しないで大丈夫ですよ。

クレジットヒストリーについてのまとめ

クレジットヒストリーについては、これで分かったでしょうか。
貸し手側であるクレジットカード会社の立場からすると、返済実績の確かな奴に借りて欲しいわけです。
逆にちゃんと返済してもらえるか怪しいひとには、クレジットカードを作らせたくない。
そんな事情があるからこそ、個人信用情報を確認して、その人に新しいクレジットカードや利用額の増額をするかを決めるのですね。

もしもっと良いクレジットカードを使いたいのなら、お行儀よくクレジットカードをたくさん利用して、信用情報を蓄積していくことをおすすめします。
そうすれば、優良な顧客だと認識されるようになって、逆に営業されるくらいの立場になれますよ。
ある意味ステータスにも繋がるわけですので、ちょっと頑張って、クレジットヒストリーを上げても良いかもしれませんね。

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