お金の知識

【動画あり】お金の数え方マスター講座!カッコいい3種類のやり方

お金は生きていく上で必要なもので日々手にします。
身近な存在ですが、お金の扱いには注意深さが大切でとてもデリケート。
特に数える時には細心の注意が必要です。
数え間違えたり、数を聞き間違えたりすると大問題に発展しかねません。

接客でレジに立つ仕事や友人達との飲み会の幹事など、ある程度まとまったお金を扱うこともあるでしょう。
そんな時にトラブルにならないよう、正しい数え方を知ることはとても大切。
正しいお金の数え方を知っていて、実際にできるとかなり格好いいですよ。
そんな数えやすく間違えにくい「お金の数え方」の知識を頭に入れておきましょう。

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お金の数え方「縦読み」の場合

お金の数え方「縦読み」の場合

お金を数える方法は「札勘定」や「札勘(さつかん)」と呼びます。
札勘には「縦読み」と「横読み」の二種類があり、私たちがお店のレジでよく見かけるお金の数え方が「縦読み」です。
初心者にも挑戦しやすくマスターしやすいので、まずはお金の数え方は縦読みから練習すると良いでしょう。

お金を数え始める前に、少し指先を湿らせておきましょう。
指先が乾いているとお金が滑りやすく数えにくいうえ、間違えやすくなります。
お金を数える前に手を洗う、少し濡らすという方法でも良いですし、ハンドクリームを塗る方法でも適度な湿度をキープできます。

それではさっそくお金の数え方の練習を開始しましょう。
札勘は利き手でない方でお金を挟み、利き手の親指と薬指を使って数えます。

1 お金を揃える
2 利き手ではない方の薬指と中指の間にお札の横(透かしが入っている部分)中央を挟む
3 手前側を上に持ち上げる(お札が挟んだ指を軸に半分に折られたかたちになります)
4 利き手でないほうの親指で持ち上げたお札を抑える
5 利き手の親指でお札を一枚ずつ下へ滑らせるようにして1枚ずつカウントする
6 滑らせたお札は裏から薬指か中指を入れて下へ弾く
7 6の手順をするのは、誤って複数枚を下へ下げていないか確認するため

最初にお金を伸ばしてきれいに揃えましょう。
テーブルの上などでトントンすればOKです。

手順1でお札の横中央と書きましたが、人によってはお札を縦に持ち、幅の狭いところを中指と薬指の間に挟みます。
また小指と薬指の間に挟む人もいます。
「これが絶対に正解」という数え方はありませんので、いくつかの方法を試してみて自分が一番やりやすい持ち方で数えると良いでしょう。

お金の縦読みは、お金を指で押さえて折り曲げることで(お札をねじることで)お札の間にスキマを作り、カウントしやすくする方法です。
お金に折った跡やヨレ、シワがあっても数えやすいので、飲み会の後などで皆から集めたお金を数える時などにも向いています。

練習する場合は、下記の動画を参考に縦読みのお金の数え方をマスターしてみてください。

お金の数え方「横読み」の場合

お金の数え方「横読み」の場合

お金の「横読み」を見たことがあるとすれば、テレビの中や銀行でしょう。
扇形に広げ、札束になったお金を素早く数える読み方です。
早く、そしてかっこよく読むことができるので、マスターしておくと「うわ、すごい!」と注目を集めることができるお金の数え方です。

慣れてくると横読みのほうが早く数えることができるようになります。
ただしお金の数え方の横読みは、折れていたりシワが入っているお金が入ると数えにくいというデメリットがあり、新札などきれいな状態のお金を数えるのに向いています。

1 お金を揃える
2 お札を縦に持ち、お札の下の方を利き手でない方の親指と中指、薬指で軽く抑える
3 お札を揺らすようにして広げていく(このとき、上のお札がお札を挟んでいる指の側へ、下のお札がお札をカウントする指の側へずれるように揺らす)
4 お札を抑えている指を軸にして扇形になるように広げる
5 ただし完全に扇すると数えにくい。
ある程度お札の間にスキマができ、お札が重なっていなければよい
6 4枚ずつや5枚ずつと決め、利き手の親指でお札がずれているところを下に押し下げ、薬指か中指で下に下げたお札(カウント済みのお札)を抑える
7 繰り返す
8 5枚ずつだと、5万、10万、15万、20万、とカウントしていくイメージ
9 間違えが無いようにダブルチェックの意味もこめてもう一度カウントする

横読みでのお金の数え方では4枚か5枚で数える人が多いようですが、2枚、3枚を繰り返して5枚と数える人もいます。
この場合、「2,3、2、3」とリズミカルにお札をカウントしていきます。
人によってやりやすい枚数がありますので、いろいろなパターンを試してみると良いでしょう。

カウンターの中でお金を素早く数えている銀行員の姿を見ると「簡単そう」と感じるかもしれません。
銀行員は入社すると札勘練習用のカードを配られ、札勘の練習をします。
いかにもこのお金の数え方で、簡単そうに数えている姿が印象的ですが、その裏には日々の努力があります。
とくにお金を数え間違えて現金事故を起こしては大問題に発展するため、札勘(お金の数え方)の練習は欠かさないのです。

素人の私たちがお金を数えるときは、最初は数えやすい縦読みを練習してみましょう。
1,000円札が数枚あれば縦読みの練習は簡単です。
横読みは新札のほうがやりやすく、かつある程度の枚数が必要です。
銀行では窓口に行くとお金を新札に交換してくれます。
横読みにチャレンジしたい場合は銀行である程度の枚数の新札に両替しましょう。
ちなみに1,000円札と10,000円札では大きさが違います。
横読みは大きなお札の方が数えやすいので、10,000円札の新札で練習するとベターです。

こちらの横読みについても、練習用の動画がありますので、こちらを参考に練習してみてください。

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音を鳴らすお金の数え方

音を鳴らすお金の数え方

お金をカウントして最後にパチッと音を立てる姿を目にしたことはありませんか。
あの「パチッ」はいかにも「お金を数えるのに慣れています、間違いありません。これで完了!」という感じを受け、キリリとしてすてきですよね。
最後に音を鳴らすお金の数え方もできるようになりたいと思ったことはありませんか。
音を鳴らすお金の数え方は実はとっても簡単です。

お金を数えて最後の一枚になったときに、お金をカウントする側の手の親指と人差し指で挟みます。
人差し指の上に中指を重ね、中指を素早く滑らせるとあの「パチンッ」という音が鳴るのです。
人差し指と中指で指パッチンをするイメージです。

お金は正しく数えることとても大切

お金は正しく数えることとても大切

当然ですが、お金は一枚でも数え間違えると「足りない」「多い」と大問題に発展します。
友人同士の飲み会ならまだしも、仕事の席やお客様から預かったお金を数える場面では間違いは許されません。
お金の数え方がきちんとできることはとても大切です。

時間がある時に縦読みや横読みの練習を時々して、指が動くようにしておくと急にお金を数えなければならない場面になってもスムーズに対応できます。

縦読みは使い込んだお札でも読みやすいので、レジでの仕事などの場面で有効です。
一方横読みは新札などのきれいなお札でないと読みにくく、枚数が多いときに向いています。
慣れると早く読むことができるのは横読みですが、多額の現金を扱う仕事についていない限りは使う場面は少ないかもしれません。
まずは初心者が挑戦しやすいお金の数え方として、縦読みをマスターしましょう。

また金額を伝えるときに注意したいのが、聞き間違えやすい日本語です。
たとえば「1」と「7」は「いち」と「しち」というように、聞き間違えてしまう可能性があります。
それを避けるため、為替取引をするディーラーは「7」は「なな」と読み、「0」は「まる」と読みます。
たとえばドルと円のレートを伝えるとき「1ドル107.50円」と表示されていれば「ひゃくななてんごーまるです」と言葉にします。

指でカウントするときに間違えないように注意することはもちろん大切ですが、言葉で伝える時にも相手がきちんと正しい情報を受け取ることができるように、できるだけ聞き間違えにくい言い方で伝えることも大切です。
お金の数え方では、伝えることにも注意を払いましょう。

まとめ

お金の数え方について、いかがでしたでしょうか。
どの数え方も、傍から見ていると簡単そうに見えますが、実際に出来るようになるにはある程度練習する必要があります。

ですが、このお金の数え方をマスターすれば、短時間で手早くお金を数えられるようになりますし、なによりお金を数える姿がとてもカッコよくなります。
ぜひとも、これらのお金の数え方を練習して、カッコよく正確にお金を数えられるようになりましょう。

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